路傍の草、野辺の花

凡脳ブログ(佐藤幹夫)

2022-09-09から1日間の記事一覧

『小手風土記』を現代仮名遣いにする1町飯坂(下)

一、岩清水 この水、信達両郡に稀なる清水という。 李白の諺に石甃蒼苔に冷たし寒泉月明を湛うとはこれらの清泉を言うなるべし。(*54) 続古 松もおひ又も苔むす石清水行末遠くつかへまつらん 貫之 新拾 神垣や影ものとかに(註10)石清水すまん千とせ…