路傍の草、野辺の花

凡脳ブログ(佐藤幹夫)

2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

オオケタデ、サンカクイ、カヤツリグサ

オオケタデ。 江戸期に帰化した栽培種が野生化。 サンカクイ。 茎が三角の藺草。 カヤツリグサ。 これも茎は三角。十年前、植物の観察に目覚めるまでシソの茎が四角であるのを知らなかった。そして今、三角の茎を知る。このカヤツリグサの小型にアゼガヤツリ…

ヒヨドリジョウゴ、ヤマホロシ、アキノノゲシ

ヒヨドリジョウゴ。 茎には細い毛がびっしり。 ヤマホロシ。 花の形はヒヨドリジョウゴと相似。葉の形が違い、茎の細毛立ちもない。 アキノノゲシ。 きょう歩いた丘陵地にヤマジノホトトギス、完全に開いてはいない。今年初見。 サワヒヨドリも咲き始め。 キ…

タケニグサ、オトコエシ、コバギボウシ

季節外れになる前にアップ。 タケニグサ。もう枯れ色が始まっている。 場所によっては2、3メートルにもなる。下は出始めの7月11日、若い姿。 オトコエシ。 コバギボウシ。今ではすっかり花が落ちた。 フシグロセンノウ。今年初見は8月9日。 その近く…

ミソハギ、ノブキ、クサボタン

ミソハギ。 葉対生、花弁4~6枚、ガクは筒状。 ノブキ。 葉柄に翼あり。 クサボタン。 葉は3出複葉、狭い鐘形の花は先が反り返る。 標高600メートルの山道に栽培品種。 昨年の写真を整理していたら出てきた一枚。 青空におれもお前も昼行灯 役所と経済…

シラヤマギク、ナンバンハコベ、ミヤコグサ

シラヤマギク。 舌状花の数は少ない。根に近いほうの葉の茎側の形が心形よりだんだん切形に近くなる。 ナンバンハコベ。 派手さはないが反曲する花弁に愛嬌がある。 ミヤコグサ。 花期が長い。4月5月に道の斜面に旺盛を極め、いったん花が消えたと思いきや…

イケマ、ガガイモ、キンミズヒキ

とある蝶図鑑にはアサギマダラの食草としてキジョランの他にイケマも記していた。イケマならこの地にもある。 袋果は10センチほど。 同じ属のガガイモ。 キンミズヒキ。 今年初見は8月2日。 アゲハチョウ。夏型。 ダイミョウセセリ。 クジャクチョウ。子…

オニドコロ、ボタンヅル、ヤブラン

オニドコロ。雄株、花序が立つ。 雌株、花序は下がり、果は3翼。 ボタンヅル。 同じ花で葉の周縁が平滑なものを見、写真にも撮り、センニンソウかもしれないと後日確かめに行った。何のことはない、ヤイトバナの葉だった。今の季節、蔓に蔓が絡み花の下に見…