路傍の草、野辺の花

凡脳ブログ(佐藤幹夫)

2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

アカネスミレ、ノウルシ、ニリンソウ、フデリンドウ

昨日写した画像を続けます。 アカネスミレ。写真より実際は紫色が濃い。側弁の毛は多く、一番の特徴は口を窄めたような開き方。これ以上広がらない。 ノウルシ。帰って図鑑を見ると似た物に数種あり、その違いを証明する角度の写真になっていない。無知無能…

マルバスミレ、アケボノスミレ、ヒゴスミレ、再び変異体タチツボスミレ

昨日今日と快晴の暖かな日。明日明後日とまた雨の寒い日になるとの予想。今行かずんばとて600メートルの里山へ出向いた。 これは山地でなく麓の県道土手にあったマルバスミレ。 側弁のヒゲは一本か二本、無いに等しい。数メートルの土手に散見するもみな…

ヤマエンゴサク、ムラサキケマン、キジムシロ、オランダミミナグサ

ヤマエンゴサク。今年初見。しかし葉の形はミチノクエンゴサクに似ているため心底では種名保留状態。 ムラサキケマン。今年初見。 キジムシロ。今年初見。円座のように開く。 きょうは快晴の日、ベニシジミがいて、モンシロチョウ、モンキチョウ、スジグロシ…

変異体のタチツボスミレ、アケボノスミレ

昨日、「遊びの駐車場」氏のブログにキョのない変異体を拝見しました。そこで3年前に私の見た二種類を載せます。 当時使っていた自作パソコンは情けなくもダウンし、プリントしてあったものを今のカメラで再度撮影したものです。 唇弁4枚だけのタチツボス…

ワサビ、アリアケスミレ、ヒメスミレ、再びヒナスミレ

一昨日は谷地へ出かけ、花ワサビ。昨年初見は4月4日。 山道とベルト同然の藤蔓。 この谷手前の雑木山と民家2軒の地に猿がいた。4匹見かけ、1匹は民家の屋根にとりつく。カメラを取り出そうという私に気づき木の間隠れに去る。去る者は追わずというも繁…

ヒナスミレ、ナガハシスミレ、ヤブレガサ

今朝まで24時間の雨。 ヒナスミレ。2株咲いていた。今年初見、昨年初見は4月16日。 左の写真の葉は誤解を招くかもしれない、実際は基部心形、全体披針形。右の写真はじっと目を凝らしていただければ(誰もそんなことはしないだろうが)雌蕊柱頭はカマ…

カタクリ、ウグイスカグラ、タチツボスミレ

昨日は晴れて20度越え、きょうは今にも降りそうな曇天ながら気温は暖かく16度ぐらい。明日は最高気温とて6度ほどの寒い雨になるNHK予想。 ほぼ裏山の低山、カタクリ初見。昨年初見は4月7日。開花20、蕾は倍数。きょうは頃おいだろうとこれを確か…

カントウタンポポ、シナノタンポポ、ショウジョウバカマ

初めてタンポポのガク片にある小角突起を確認した。 左がカントウタンポポ。ウェブページで見るヒロハタンポポのような極端な三角ではない。たんなる蓋然性においてこれをカントウタンポポと見る。右のは小角突起なし、これまた福島地域の蓋然性によってシナ…

アズマイチゲ、キクザキイチゲ、カテンソウ、何ネコノメソウ?

アズマイチゲ。昨年初見は同じ4月4日。花を見ながら里山歩きを始めて10年、迂闊と言おうか私の能力相応と言おうかアズマイチゲとキクザキイチゲの別も知らないでいた。去年の初見日もだから当てにならない。白い花弁と見たものがガクであったのも今年の理解…

フキノトウ

4月になれば下界ではフキノトウなど珍しくもなくただに腕を拡げあるいは虫に食われて黒い状態でたたずむ。しかし、ここは標高にして5,6百メートルになろうか、今が頃おい。 右側ぐらいが食べるに程よい。 雄花雌花の違いもあるらしい。 花弁が開いた。 き…