2010-01-01から1年間の記事一覧
何を隠そう私は石部金吉と揶揄されるほど物堅い男である。曲がったことは大嫌い、世の中すべて杓子定規にぴったり納まっていなければ気が済まない性分だ。 したがってこの横断歩道を渡れない。 一般に横断歩道といえば歩道から歩道へゼブラゾーンが設定され…
シダ類3種。 シシガシラ。 葉は単羽状、束の中に枯れているのは胞子葉。 コタニワタリ。 葉の基部は心形。 チャセンシダ。 上の2種と較べこれはどこにでも散見する。葉柄と中軸が紫褐色。 さらにもっと数多いシダもあるのだがいまだ種を特定できない。シダ…
キクタニギク。 ある山の一斜面にこれが無数に点在していた。反対斜面ではまったく見ず、別の白小菊が同じ頻度で点在、何か棲み分けの原理でもあるのか知れない。菊は栽培種との識別が未だ出来ず名に迷う。 ノキシノブ。 昨日は東、今日は西、明日は南かはて…
ハルノノゲシ。 名前は春でも通年散見する。 アメリカイヌホオズキ。 初見。外来種。イヌホオズキは葉の周縁に鋸葉がない。 上は昨日の写真、ハルノノゲシはとてものことに季節外れと思いきや、とある桜がちらりと咲いていた。 十月下旬に冬の寒さが続いた。…
路傍の草。 フユノハナワラビ。 胞子葉と栄養葉を持つシダ類。ナツノハナワラビは胞子葉が縦に裂けるという、それは見ていない。なぜかこれは田の土手などあるところにはたくさんあるが茎を接しての密生はしない。 コウヤワラビ。 こちらも胞子葉と栄養葉が…
センブリ。 リンドウ。 ヤクシソウ。 花期は5~7月なのに10月末のきょうヒレアザミ。 土手に薄青の菫あってタチツボと思いしがこれは栽培品種。 マメヒラタアブがノハラアザミに。 先日幼稚園側を通りかかったら子供らが言葉ふざけ、半世紀前に私らも言…
センダングサ属3種。 タウコギ。 字義通り田に生え、葉がウコギに似ているとの名前。茎は水っぽく太め。 コセンダングサ。 8月からすでに目にしていた。高さは30~80センチ程度、頭花の苞片は短い。痩果の先は2本の棘になっており通行人や通行獣が新…
リュウノウギク。 この花は白い舌状花と3~5中裂して縁取りの柔らかな感じの葉でそれと知る。今年初見。 オオバショウマ。 せめてもう一週早く来ていれば花穂一杯の姿であったろうに、もう終りかけ。 ナギナタコウジュ。 薄紫の花が一方方向に向く。左は何…
メハジキ。 シオン。 自生ではないはずだがあちらこちらの田畑土手に見る。立ち姿がすっきりして良い風合だから草刈でも残すのだろうか。 アキノキリンソウ。 ツルケマンの実。 カナムグラの実。
メナモミ。 筒状花と舌状花。総苞片5個、腺毛あり、全体に毛深い。 コシオガマ。路傍に散見。 茎に腺毛あり、花弁の内側にも長く密生。 ヤマハハコ。 昨日歩いた道、毎年ここだけに見る ゲンノショウコの神輿形になった朔果を見る。 フクラスズメという蛾の…
オオバコ。 雑草の雄オオバコ。アップしておかないと終ってしまう。 ヘラオオバコ。 これはとうに終って7月の写真。 サクラタデ。これはきょうの写真。 コカラマツ。 成育途上のアキカラマツと思い写したが図鑑を見たらコカラマツ。 ママコノシリヌグイが結…
イヌタデ。 別名、アカマンマ。 ハナタデ。 花の付きがまばら。 ヤマハッカ。 ガガイモ、まだ咲く。 今年のミゾソバは例年になく繁茂し花も葉も大きめな感がある。 キクイモ盛ん、高く咲くのが心地よい。 ツバメシジミ。 ヤマトシジミに色合、雰囲気は似てい…
クワクサ。 雌雄同株、ムカゴのような形で雄花雌花が集散花序を作る。 オトコヨモギ。 チチコグサ。 花期は5~10月と図鑑にあるが初めて気づいた。まことに目立たない、蜘蛛のオス、人界の亭主同様。 昨日までの雨に変りきょうは青空。 気温10~20度…
アブラススキ。 イボクサ。 田の草、淡い紅色はゆかしく清しい、なのにがさつなイボの名、昔はこの草をつけて疣を取ったとか。ツユクサの仲間、茎の立ち様は同じ。 チカラシバ。 引き抜くに力要するチカラシバ。見るからに荒々しくふてぶてしい。江戸時代、…
稲刈りの始まった田もある。 アレチウリ。 旬日前にはクズの花が最盛期だったが今はこのアレチウリ、ここかしこで緑の絨緞をなしている。左は実。 オオアレチノギク。 丈50cm前後のアレチノギクより高く、1m前後になる。大正時代の帰化植物。 ヨモギ。…
猛暑日が去った。 ノハラアザミ。 佇まいは春のノアザミに等しいがこちらは苞や茎がクモ毛に覆われ粘らない。 ツルケマン。 秋に咲くケマン、葉は2,3回3出複葉。 アオミズ。 葉の三本の主脈が特徴もこの写真では不明瞭。 ツリフネソウ。沢沿いに盛ん。 …
きょうのこちらは曇天と小雨、最高気温30度、短パンとTシャツでそれが涼しく感じるのだから人の心は勝手なもの。 センニンソウ。 花の形はボタンヅルと似るも葉に鋸歯なく、出方もボタンヅルが3出複葉に対しこちらは5小葉の羽状複葉とのこと、当被写体…
サワヒヨドリ。 ミズヒキ。 名前の由来となった赤白の花弁と見えるのはガク。 ヤブツルアズキ。 花の色と形は一見ミヤコグサかと思える。花弁の巻きが違い、これは蔓草。3出葉は2枚と1枚が対面する形、この理由をご存知の方はお教えいただきたい。 野にワ…
蝶リスト アオバセセリ100530 アカタテハ101128 アゲハチョウ100816 アサギマダラ100719 イチモンジセセリ100715 イチモンジチョウ100619 ウスバシロチョウ100525 ウラギンシジミ100621 100909 オオ…
ユウガギク。 ヤブタバコ。 オケラ。 右側のは3週間前の図、囲みがまだ緑。この呼称には若い時から馴染あり。 オオニガナ、再び。 以前「割合まれな」との図鑑語を引用し得意気に述べたオオニガナ。きょう歩いた丘陵地に5,6株見る。葉は互生し有翼の柄、…
ミゾカクシ。 今年初めて気づいた田んぼの花。径1センチ、上唇は2裂し下唇は3裂、別名アゼムシロ。 オトギリソウ。 今は盛期を過ぎて衰退期に入っている。 チヂミザサ。 このノギはズボンに付く。 キイトトンボ。 コムラサキ。オス。メスの場合は黒い点が…
オオケタデ。 江戸期に帰化した栽培種が野生化。 サンカクイ。 茎が三角の藺草。 カヤツリグサ。 これも茎は三角。十年前、植物の観察に目覚めるまでシソの茎が四角であるのを知らなかった。そして今、三角の茎を知る。このカヤツリグサの小型にアゼガヤツリ…
ヒヨドリジョウゴ。 茎には細い毛がびっしり。 ヤマホロシ。 花の形はヒヨドリジョウゴと相似。葉の形が違い、茎の細毛立ちもない。 アキノノゲシ。 きょう歩いた丘陵地にヤマジノホトトギス、完全に開いてはいない。今年初見。 サワヒヨドリも咲き始め。 キ…
季節外れになる前にアップ。 タケニグサ。もう枯れ色が始まっている。 場所によっては2、3メートルにもなる。下は出始めの7月11日、若い姿。 オトコエシ。 コバギボウシ。今ではすっかり花が落ちた。 フシグロセンノウ。今年初見は8月9日。 その近く…
ミソハギ。 葉対生、花弁4~6枚、ガクは筒状。 ノブキ。 葉柄に翼あり。 クサボタン。 葉は3出複葉、狭い鐘形の花は先が反り返る。 標高600メートルの山道に栽培品種。 昨年の写真を整理していたら出てきた一枚。 青空におれもお前も昼行灯 役所と経済…
シラヤマギク。 舌状花の数は少ない。根に近いほうの葉の茎側の形が心形よりだんだん切形に近くなる。 ナンバンハコベ。 派手さはないが反曲する花弁に愛嬌がある。 ミヤコグサ。 花期が長い。4月5月に道の斜面に旺盛を極め、いったん花が消えたと思いきや…
とある蝶図鑑にはアサギマダラの食草としてキジョランの他にイケマも記していた。イケマならこの地にもある。 袋果は10センチほど。 同じ属のガガイモ。 キンミズヒキ。 今年初見は8月2日。 アゲハチョウ。夏型。 ダイミョウセセリ。 クジャクチョウ。子…
オニドコロ。雄株、花序が立つ。 雌株、花序は下がり、果は3翼。 ボタンヅル。 同じ花で葉の周縁が平滑なものを見、写真にも撮り、センニンソウかもしれないと後日確かめに行った。何のことはない、ヤイトバナの葉だった。今の季節、蔓に蔓が絡み花の下に見…
オニノヤガラ。今年初見。 一本立があり、数メートル離れて二本立。下の一花は開いていた。 オオニガナ。初見。 一メートル以上あるニガナ。図鑑には「割合まれな多年草」、こんな言に弱い。思わずグフフの忍び声。花期は9月から11月とも書いてあり再びグ…
クモキリソウ。 葉は二枚、縁が波立ち花はトンボタイプ。地味この上ないラン。 ヒヨドリバナ、咲き始める。 この花は蝶を集める。 ドクゼリ。 湿地に生え花の集合は円形をとる。 ママコナ。今年初見。 ヤマユリ、咲き始める。 緑の壁、これはクズの壁。