路傍の草、野辺の花

凡脳ブログ(佐藤幹夫)

2022-10-04から1日間の記事一覧

『小手風土記』を現代仮名遣いにする16秋山村

当郡南に一邑有りて川俣と謂うなり。まさに二川の流れ街中に合す。是、小手庄二十六郷庶民儈合県の魁なり。また近邑は絹機(きぬはた)をもって渾(ふる)う。業となすその織り出す品類は綾(あやぎぬ)において巧み、至って繊縠(せんこく)なるは豪貴の襟…