路傍の草、野辺の花

凡脳ブログ(佐藤幹夫)

シラヤマギク、ナンバンハコベ、ミヤコグサ

 シラヤマギク。
イメージ 1イメージ 2
 舌状花の数は少ない。根に近いほうの葉の茎側の形が心形よりだんだん切形に近くなる。


 ナンバンハコベ
イメージ 3イメージ 4
イメージ 5 派手さはないが反曲する花弁に愛嬌がある。


 ミヤコグサ
イメージ 6イメージ 7
 花期が長い。4月5月に道の斜面に旺盛を極め、いったん花が消えたと思いきやまた盛ん。


 ツマグロヒョウモン。オス。
イメージ 8イメージ 9
 この地に初見。暖かい地の蝶。先日、東京高尾山を歩くniga氏のブログに見た。漫画家やくみつる氏の昆虫本に、この蝶が突然東京に現れたのは2005年と明記する。現在2010年、福島へ棲息の域を広げる年数に不足はない。
 何より今年は暑い。8月前半、東京の気温が31,2度の頃、こちらは35,6度だった。
   シャクなりき東京よりも暑いとは
 その頃の発句。
 昨年のこちらは梅雨明け宣言もないまま7月8月と雨もよいの曇天が続いた。一転今年は炎暑。盆開けの18日夕刻、ふと涼風(すずかぜ)が立った。酷暑も終わりかと期待したが三日ほどでまた猛暑となる。気候は直線で移動しない。


イメージ 10 わが庭に鳥運びしや吾亦紅