路傍の草、野辺の花

凡脳ブログ(佐藤幹夫)

朝日新聞投書欄の一記事

 きょうの朝日投書欄に、今時の子供の名前は読めないものが多いとの趣旨で「月」に「るな」と読ませるのを例に挙げた高齢者の投書があった。
 イタリアで月の女神をルナと呼ぶ。「ルナ・ロッサ」の曲もあり、かなり以前、日本の煙草銘柄にルナもあった。
 よしんば編集者が知らなくとも辞書を見ればわかる程度のことになる。ゆえに編集者が個人的に投書者へメールで伝えればよいだけのことだろう。
 それをあえて掲載するのはこの投書者を無知な人間と嘲笑するに等しい。
 知識は持ち寄ればよい事柄に属する。

 新聞を読んだのは午後三時、それから一つ二つ考え事をし、夕暮れから酒を飲み飯を食い、今、午後九時過ぎ、思い出してなを不快さ残るゆえ述べる。

 きのうは読売新聞と書きました、誤りです。