路傍の草、野辺の花

凡脳ブログ(佐藤幹夫)

タチツボスミレ、11月だけど

 最高気温10度、そろそろ毛糸の帽子にしようかなど思いながらの山道、小学校を眼下にした場所でタチツボスミレが7株10花。
イメージ 1イメージ 2帰ってメモを見たら去年も11月25日オオタチツボスミレと書いてあった。それは別の場所。図鑑によれば真冬以外いつでもスミレは閉鎖花をつけているとのこと。夏の繁り葉が枯れ去って開花したか。

 スミレはもともと寒さに強いのかもしれない。積雪の1月2月、家庭の庭先には鉢植えの園芸品種を見る。ヨーロッパ読みならフィオラ、アメリカ読みはヴィオラ。色名のヴァイオレットがある。

 今年の正月は暖かめで標高600mの山頂手前、1月2日、アカネスミレを見ている。
イメージ 3場所は、昨年夏秋樹木を丸坊主にした斜面で南西に面し、光は当り風は来ない。林の下に埋もれていた種が焦って開花したか。
 スミレとは四月五月と思ひしになど一月に花の咲くらむ
  とはその時の駄歌。