路傍の草、野辺の花

凡脳ブログ(佐藤幹夫)

オオキンケイギク、トウゲブキ

 当サイト、niga氏のブログにオオキンケイギクが在来種を圧迫する特定外来生物に指定されていると読んだ。
 この季節、白い花のカミツレと黄色い花オオキンケイギクは草丈、立ち方、集まり方も似て、町の道端土手庭先あらゆるところに見る。(俺ぁ栽培品種なんか興味ねぇ)とて名前は知らなかった。
 実は我が家の庭にもある。
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 植えたものでなくどこから来たか昨年すでにあって一年草ではない。根生葉は不明瞭でもどう見たところでオオキンケイギク。いささかなれど花を見る身なれば他所へ害なすものを己の庭に放置はできず、
イメージ 5 除去しました。
 niga氏にお礼申します。


 トウゲブキ。
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 手持ちの野草図鑑に記載なく去年まで名前を知らずにいた。花は裏山ともう一つの山にこの時期毎年見ている。福島山形以北の花らしい。


 市街地のコンクリート隙間から出る根性花はいくつもある。これは舗装林道に見た根性ウド2体。
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 上記のウドの場合、下や横に深い土があって首肯するも、こちらの松はどうか。右下は3月の姿、さしたる成長は無い。
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 部分的に崩れて砂地化した場所に生命体を伸ばした。あいにく下はどこまでもコンクリート。松は歩けず車や飛行機も持たない。「今いる場所で咲きなさい」と説教じみた激励をする同類もなかろうし、津波に耐えた一本松とてヒト科の顕彰を受けるのもこの場所では不可能だ。「生まれた場所が悪いのか、それともおれが悪いのか」などの自意識もあるまい。




 きのう、山道で会った若いマムシ
イメージ 20 私は毒を持たないけれど嫌われ者という点で似ている。さりとて親近感を覚えたことはない。