路傍の草、野辺の花

凡脳ブログ(佐藤幹夫)

ササバギンラン、ギンリョウソウ、ヒゴエイザンスミレ

 ササバギンラン。今年初見。
イメージ 1イメージ 2
 長年ササバギンランの名を知らずこれをギンランと思っていた。明瞭な違いは花が葉柄から出ればこれ、ギンランは総状につく。図鑑では花の高さを言うがきょう見た3株とも30センチ以下の若い茎。


 ギンリョウソウ。今年初見。昨日は雨、処々にあり。
イメージ 3イメージ 4


 ヒゴエイザンスミレ。そんな名の花はない。ヒゴスミレとエイザンスミレのどちらともつかないものを私的に呼ぶ。
 これは5月4日の花。
イメージ 5イメージ 6
イメージ 7

 その花、これがきょうの葉っぱ。
イメージ 8イメージ 9
 葉の5深裂3深裂の区別を語る方にお尋ねしたい、これはどちらかと。比叡山熊本市にあるわけもなく、中間のヒロシマスミレとでもしましょうか。


イメージ 10 山歩きは五月が最も心地よい季節。若葉に昧爽の気があり、雨上がりの晴天なら尚更のこと。不快な蠅や羽虫もまだ少ない。しかし、今年の五月は(昨秋からだが)寒暖の差が大きく、常なら五月になったとたん数多く飛ぶウスバシロチョウも初見が17日だった。


イメージ 11 きょうは数匹見ただけ。これは去年の写真。