路傍の草、野辺の花

凡脳ブログ(佐藤幹夫)

ママコノシリヌグイ、アキノウナギツカミ、ミゾソバ

イメージ 1ママコノシリヌグイ。7月にもなれば路傍で普通にふんだんに見る花。茎に刺がありそれが明瞭な写真もあったのだが何か間違え削除していた。


イメージ 2アキノウナギツカミ。同系統の花。葉の形がオモダカ風の鏃形。これも茎に刺を持つ。ママコノシリヌグイより一月遅れで姿を見せる。これら花弁と見えるのはガク。


イメージ 3ミゾソバ。同系統。アキノウナギツカミよりやや遅れて勢力を伸ばし、12月でも見る。刺なし。頭頂花。
イメージ 4ママコノシリヌグイの葉が三角形なのにこれは半ばにふくらみを持つ。福島県のとある地方では「牛の額」と呼ぶそうな。言いえて妙。奥のぼんやりした赤紫はツリフネソウ。


 「継子の尻拭い」と言っても少子化時代の現在では死語にあたるかもしれない。かつては5人、6人兄弟姉妹は当り前の時代だった。そこで後妻に入った母親から差別され苛められる子供の物語が少女物では定番となる。男の子は冒険物。
 今でこそ三人寄ればギャハハゲハハ天下無敵のオバチャンたちでも子供の昔、そんな物語に紅涙を絞り、やや長じて思春期においては好きな男の前に俯いて言葉も出ないしおらしい時があったことを同世代の私は証言する。
 今をときめく若い女性たちよ、どうかあなたがたが年齢を重ねても今のオバチャンたちのようにはなってもらいたくない、このバカおじさんは切に願う(なるだろうが)。