路傍の草、野辺の花

凡脳ブログ(佐藤幹夫)

ワサビ、アリアケスミレ、ヒメスミレ、再びヒナスミレ

 一昨日は谷地へ出かけ、花ワサビ。昨年初見は4月4日。
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 山道とベルト同然の藤蔓。
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 この谷手前の雑木山と民家2軒の地に猿がいた。4匹見かけ、1匹は民家の屋根にとりつく。カメラを取り出そうという私に気づき木の間隠れに去る。去る者は追わずというも繁みを登ってみたがすでに姿はない。昨年、一昨年も他のところで猿の集団をみている。
「気持ち悪りぞい、庭さ来てじーっとこっち見て、追っぱらったって行がねんだがら」
 と以前見かけた土地のおばちゃんが話していた。その家では犬を飼うようになった。


 これは街中、かっては目抜き通り、今はシャッター通りの道路端にアリアケスミレ。
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 ヒメスミレもあった。コンクリート隙間を好む花。
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 前回より少しは明瞭な写真になったので再びヒナスミレの花、雌蕊柱頭、ガク、葉。この個体の葉裏は紫を帯びない。
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 ヒナスミレの漢字表記は雛菫、楚にして艶、「鄙にもまれな美人」という言葉があり、「ひな」は雛と鄙との掛詞かもしれない。