路傍の草、野辺の花

凡脳ブログ(佐藤幹夫)

2010-01-01から1年間の記事一覧

アギナシ、シデシャジン、サワギク、オトギリソウ種?

梅雨明けした昨日の写真。 田んぼにアギナシ。私をこれをオモダカと呼んでおり、アギナシの名を知ったのは五分前。 シデシャジン。他の角度からの写真もあったのにあまりに変な形ゆえ栽培品種の零れと思い込み削除してしまった。愚かさの果てなむ国をきょう…

ネジバナ、ヨウシュヤマゴボウ、マメグンバイナズナ

ネジバナ。 先週咲き始めた。右側の写真に目を凝らしていただきたい。真ん中は右巻き、両側は左巻き。いかなる因子によって巻きが異なるかご存知の方はお教えいただきたい。後日、花の並びでそれが明瞭な写真が撮れたら再度アップ。 ヨウシュヤマゴボウ。 実…

チダケサシ、ヤブレガサ、オカトラノオ

チダケサシ。葉は奇数羽状。 ヤブレガサ。 オカトラノオ。 オミナエシ。今年初見。 ヤイトバナ。今年初見。 ヒヨドリバナ。開花寸前。 梅雨に咲くネム。

ヤブカンゾウ、キカラスウリ、コゴメツメクサ

ヤブカンゾウ。 キカラスウリ。 雌雄異株と帰ってから図鑑で知った。どちらか花序の映像が未熟。葉は照りがある。 コゴメツメクサ。 図鑑では「中部地方以西」と記すが確か去年も見ている。 きょう行った山の麓では葉タバコが花を咲かせていた。 数年前、次…

ウツボグサ、オオバジャノヒゲ、ヒメヤブラン

一昨日の写真。 ウツボグサ。 その花にスジグロシロチョウ。今年、あるいはこのひと月半ほどだがスジグロシロチョウよりモンシロチョウが多い。いや、関心のない方には何の意味もなかろうけれど、説明すれば、モンシロチョウとスジグロシロチョウ、高名さに…

ヨツバヒヨドリ、シシウド、マタタビ

きのう、梅雨の晴れ間ともいえぬ曇天、時に一瞬の陽は差すも小雨混じる。 ヨツバヒヨドリ、咲き始める。 期待した蝶、アサギマダラの姿はなかった。このヨツバヒヨドリの盛期が過ぎるとヒヨドリバナが咲き、ヒヨドリバナの盛期が過ぎるとサワヒヨドリが咲く…

オオイタドリ、ノビル

オオイタドリ。群生。 3月の新聞記事で、イギリスに移植されたイタドリがコンクリートを突き破り塀をも破壊するというのでイタドリマダラキジラミを輸入したとの報道を読んだ。 ノビル。住宅地の側溝隙間に出ていた。 ビショウギク。撮影は29日だが初見は…

ドクダミ、コウゾリナ、ホタルブクロ赤

きのうは午後から雨の予想も朝は晴れていた、そこで裏山へ。 町なかの路傍や庭先に一週間前から咲き始めていたドクダミが山路にも盛んになった。 白い花弁に見えるのはガク。たいてい大きさも不揃い。三枚だけ開き、まだ一枚は花序にくっついている状態の花…

イチヤクソウ、トリアシショウマ、ミヤマナルコユリ

きょうの朝は雨、上がった後に近場へ。 イチヤクソウが2株咲いていた。今年初見。 きょう、リストを作成した。さんざ能書きを垂れたスミレにしてもその代表、スミレという名のスミレすらアップしていないのに気づく。そのうち気が向いた折にでも季節外れの…

草花リスト

自分自身の備忘に。(この花、アップしたっけ)の惑いは常。 (あ) アオミズ100909 アカネスミレ100427 アキノウナギツカミ091214 アギナシ100719 アキノキリンソウ101008 アケボノスミレ100426 アズマイチゲ1004…

ヤマホタルブクロ、ヤマタツナミソウ、サイハイラン

きょうのこちらは30度を越えた晴天、以前「夏日には脳ミソなんかねえどオラ」の発句をものしたら「夏日だけか?」の横槍が入った。その通り。しかし、顔が悪い頭が悪い金がない、積年の三重苦もヘレン・ケラーに較べればものの数でもあるまい。 ヤマホタル…

ハルジオンとヒメジオン、ヤグルマソウ、ユキノシタ

図鑑を見たらハルジオンとヒメジオンの違いは4つ、昨年まで私は蕾が垂れるかどうかの1つしか知らなかった。 (1)花期の違い。この地でハルジオンの今年初見は5月4日、ヒメジオンは6月5日。 盛夏を過ぎるとハルジオンは次第に消え、ヒメジオンは晩秋…

ノアザミ、スイカズラ、ホタルブクロ、シモツケソウ

昨日この地では震度4の地震を計測したが山にいて気づかなかった。もとよりすべてに鈍感ではある。 ノアザミ。 今や盛ん。 スイカズラが咲き始めた。 ホタルブクロ。今年初見、昨年初見は6月4日だった。 シモツケソウ。これは7日初見の写真、昨年初見は8…

アヤメ、キショウブ

昨日今日歩いたのは谷間の道。 アヤメ。 キショウブ。 3月14日にアップした記事の中でかつてお籠り堂があったと述べた同型のものがここにあり、いや、あった。起伏を無視した直線距離なら2キロほどの場所。同じような谷間、林の中の小さな滝、石の不動尊…

キツネアザミ、ノカンゾウ、ブタナ、カラスビシャク

今日歩いたのは山ではなく舗装路、農道、川岸の道。 まだら雲とまとまり雲がある半青空。すでに五月も終るというのに雲が太陽にかかっての風は秋風のような涼風。 キツネアザミ。 ノカンゾウ。こんなに早く見るのは初めて。 ブタナ。 花冠の先が浅く5裂する…

フタリシズカ、オオマムシグサ、ニョイスミレ

きのう歩いたのは山とも言えない丘陵地。 フタリシズカ。今年初見、昨年初見は5月11日。 オオマムシグサ。 図鑑では60~80cmと記すがこれは1mをさらに越えている。よほど地面の相性が良いか。 ニョイスミレ。 薄紅花弁の個体もある。 葉の形は円心…

ササバギンラン、ギンリョウソウ、ヒゴエイザンスミレ

ササバギンラン。今年初見。 長年ササバギンランの名を知らずこれをギンランと思っていた。明瞭な違いは花が葉柄から出ればこれ、ギンランは総状につく。図鑑では花の高さを言うがきょう見た3株とも30センチ以下の若い茎。 ギンリョウソウ。今年初見。昨…

サギゴケ、ムラサキサギゴケ、オウギカズラ、ノミノツヅリ

きょうは雨に降り込められ手許写真から路傍の花を。 きのうはホトトギスの初音があったことを書き漏らした。 サギゴケ、ムラサキサギゴケ。 白花をサギゴケ、色あるほうをムラサキサギゴケと呼ぶ。母種はムラサキサギゴケのほうであり、この命名は逆順になっ…

カタバミ、ハタザオ、ツメクサ、コバンソウ

昨日と一昨日が7月の暑さ、今日は曇天。路傍の草花。 カタバミ。 ハタザオ。 ツメクサ。赤、白。 コバンソウ。やがて黄金色に。 久しぶりにアゲハモドキを見た。これは蛾に属する。

ホソバテンナンショウ、ミミガタテンナンショウ、ウラシマソウ

ホソバテンナンショウ。 図鑑では林下にあると記すがご覧の通り青空下にも。 ミミガタテンナンショウ。 ウラシマソウ。 ヒゲが見やすい形で写らなかった。めんご。これはきょう行った道、年一度この季節だけ、たんにこれを見にだけ行くところ。歩くに心地よ…

ヒレアザミ(白)(赤)、ホウチャクソウ、オニノゲシ

昨日まで寒かったがようやくきょう新緑の五月らしい気候になった。 ヒレアザミ。白花。初見。 特殊を通常に先行させてはよくないのだがきょうの発見ということで。 他の道をちょいと行けば赤い通常の花は出ているはず。それは後日。いや、昨年の写真もあるが…

サクラスミレ、ユキザサ、ラショウモンカズラ、ジシバリ

五月というのに風は冷気を含んでいた。昨日行ったのは600mの山。 サクラスミレ。今年初見。 最初にこのスミレを見たのは4年前別の場所だった。どことなく風格があり、野のスミレとしては大柄(大きいといっても現在の栽培品種を見慣れた方にはつまらな…

ハルジオン、クサノオウ、ヤエムグラ、スズメノテッポウ、ハナニガナ

ありふれた路傍の花を、 ハルジオン。 今まだ数は少ないが10日もすればびっしりだろう。蕾は小首をかしげる。 クサノオウ。 これも数多い。茎を切ると黄色の液が出て草むしりに注意。 ヤエムグラ。 茂れる宿の寂しきに……、手持ちのカメラと腕前に1ミリ花…

シロバナタンポポ、チゴユリ、アマドコロ

きょう歩いたのは山の呼称とてない高台、その南斜面にガク片その他明瞭にシロバナタンポポ。 昨年見て、「かもしれない」と以前アップした写真の場所とは異なる。昨年はこの道をこの季節通らなかった。昨年見た場所へは先日行って去年1株だったのが今年は3…

カラスノエンドウ、ハコベ、イヌナズナ

ありきたりの路傍の草花。 カラスノエンドウ。 ハコベ。 これはウシハコベ。茎が紫を帯び、花柄が長い。花の形は同じ2深裂の5弁。 イヌナズナ。 黄色いナズナ。 10年前すでに廃屋だった谷奥の家が今は柱も崩壊しそこへ辿る道とて消えかかっている。しか…

リュウキンカ、ハシリドコロ、センボンヤリ春花

リュウキンカ。 4月に見て名を知らず、やけに派手なキンポウゲ、これは栽培品種かと思いきや先ほど図鑑で巡り会う。根際まで水に浸し、花弁と見えるはガクだそうな。 10年、花を見ながら山歩きをしている。年年歳歳、同じ花を見ては名を忘れ、いっこうに…

オトメスミレ、ニョイスミレ、ホタルカズラ

昨日今日と30度の暑さになった。 オトメスミレ。 タチツボスミレのうちキョにのみ色を残し他は白いのをオトメスミレと呼ぶ。図鑑は牧野氏が乙女峠で発見したことによる命名と記す。そしてキョまでも色を失い白いのをシロバナタチツボスミレと記す。 さてそ…

ニオイタチツボスミレ、イカリソウ、ヤマブキ、ミツバツチグリ

きょうは裏山へ。 ニオイタチツボスミレ 赤紫の濃い花で白とのコントラストが明瞭。匂いがあると伝え聞くも感じたことはない。 イカリソウ。今年初見。 林縁の花、ヤマブキが盛んになった。 大田道灌のエピソードの歌、「七重八重花は咲けども山吹の云々」は…

マルバコンロンソウ、キケマン、カキドオシ、ヒトリシズカ

昨日の写真から、山中ではなく麓の林道、田の畔で撮ったものを。 マルバコンロンソウ。初見。 キケマン。 カキドオシ。赤みと青みの両方あって遠目にスミレと思わせる大きさ。生命力ならこちらが上、斜面びっしりのところも見る。 ヒトリシズカ。名前も好き…

エンレイソウ(赤)、ツルネコノメソウ、イワボタン、ウスバサイシン

惨憺たる四月、日々の温度変化が激しく雪も二度。 ようやくに冬の終りて今五月 4週間前と同じ800メートルの山へ出かけた。 アカバナエンレイソウ。 ツルネコノメソウ イワボタン(ミヤマネコノメソウ) ウスバサイシン この類に気づくのは初めて。これが…